アルシエル・テクニカルデータ編纂室【第11回】

◇「アルシエルを復活させよう企画」沢山の方のご参加ありがとうございました。◇
こんにちは、土屋です。先週発売された「謳う丘~Ar=Ciel Ar=Dor~」、皆様は入手されましたでしょうか? 個人的にも相当お気に入りで、久し振りにヘビロテが止まりません。同時開催のWEB企画「皆の想いでアルシエルを復活させよう」にも、沢山の方のご参加、本当にありがとうございました。当初、二週間程度で達成するくらいののんびり企画だったのですが、初日で既に1/3を越え、関係内外の人達からは「三日で終わる! どうしよう!!」と騒ぎになっていたほどです。実際にはきっかり一週間で達成しまして、皆様の関心の高さにビックリしています。こういった、皆さんと一緒に何かを創っていくような企画というのは楽しいですよね。また機会があればやりたいと思っております。さて、今回の編纂室でも九割程度の質問に回答させていただきました。また次回以降の投稿も受け付けておりますので、ふるってご参加ください!

毎回毎回、解答ご苦労様です。コスモスフィア関連で質問があります。
1、Lv9まで到達するカップルは何組中一組くらいの割合なんでしょうか? 
2、そこまで行けなかったカップルは、主に何が原因なんでしょう? 
・ダイブする側が深層に恐れをなした
・トークマターがいつまでも足りないのか、深層に行けない
くらいしか思いつきませんが、どっちの方が多いのか、あるいは何か他に理由が出てくる事もあるのか……
3、唯一無二のパートナー以外、例えば単なる友達とか、行きずりの相手とか、そういうレーヴァテイルにどこまで潜れるかは、ダイブに向いているか否かで変わってくるものなんでしょうか? 作中でダイブに向いていないと言われたクロアがLv5、他二人がLv9と8ですのでちょっと気になって……まあ主人公ズに関してはぶっちゃけ話の都合やらもあったんだと思いますが、それは置いといて一般論としてどうなんでしょう。

(にょぉぉぉぉっ!)

1ですが、Lv9まで到達するカップルは、その時期の英雄になれる程希です。ですから、例えばソルシエール全体で数名と言ったところでしょう。2ですが、そもそも結婚前提でもなく、生涯を相手に捧げる気もないパートナー同士は、潜在意識的にレベル5を越えさせる事はありません。それは無意識的に「レベル5程度で終わりのシナリオ」を作る為です。実際はもっと流動的で、必ずしもレベル5固定ではなく、レベル2~7くらいまでの間でシームレスに限界線は存在します。原因ですが、そもそも世界観内的回答をするならば「トークマター」というもの自体が存在しませんので、トークマター原因でもありませんし、ダイブする側が恐れを成して到達できない、というのも中には存在するかもしれませんが、確定要素ではありません。大きな理由は先にも述べた、「必然的な潜在意識のシナリオ」によるものであり、それは顕在意識(恐れなど)が決める物ではありません。そもそも「ダイブレベル」というのは、ダイブ屋がダイブ中に監視するFFTの中で、特に揺らぎが大きかったりエネルギーが高い部分(周波数帯)を指して、それにランクを定義して言っているだけの「定義値」であり、科学的数値ではありません。ですから、そのレーヴァテイルの中でレベル5相当で終わりならそこで終わり、たまたまエンディングを迎えた最終的な周波数がレベル5相当だった、というただそれだけなのです。3ですが、もちろん特に前半(レベル4くらいまで)においては、ベテランダイバーのような人は存在します。これは「人の心を開くコツ」を勉強した人です。ただ、レベル4以上ともなるとそんな子供だましでは潜れなくなりますので、最終的には「本気のぶつかり合い」が必至です。そんな理由から一つだけ向いている、向いていないを挙げるとすれば「誰に対しても心を開けないダイバー」「真剣に取り組めないダイバー」は、深層まで潜る事は出来ません。それは、そういった感情(恐れや怠け)をレーヴァテイルの潜在意識が敏感に受け取り、レベル4や5で終わるシナリオを組んでしまう為です。ライナー、クロア、アオトそれぞれの到達レベルに差異があるのは、完全にゲームシステムバランスだけの理由であると正直に言わせてください。

「謳う丘~Ar=Ciel Ar=Dor~」の冊子の系譜を見て思ったのですが、ラプランカは半神ではないのですか?

(しろとど)

ラプランカは半神ではありません。メタ・ファルス特有の聖女の名前です。そういう意味では、この「神」が顕在する世界において、メタ・ファルスはわざわざ「人でも神でもない空想の聖女」を創りあげてしまう事に、他の地域にはない特殊性を感じ取っていただければと思います。要は「神ですら人を裏切る、完全なる白ではない」と思っているということです。ある意味完全無欠で崩れる事のない偶像崇拝的な文化なのです。そういう意味では、最も現実の地球の宗教と近い文化であるとも言えます。俗な言い方をすれば二次元的であるとも言えます。メタ・ファルスが一番萌えキャラが流行る土壌かもしれません。

謳う丘~Ar=Ciel Ar=Dor~の設定料読んで疑問に思ったので質問させていただきます。
1、宇宙まで届く塔を建造する技術力があるのに惑星の探索や地域間交流はあまりしていなかったのでしょうか? 
2.位置的に見てテル族の聖地はもしかして七つの血痕事件で消し飛んじゃいました?

(あっきー)

1ですが、宇宙まで届く塔を建造する時代には、完全国際社会を確立していました。現在の地球の歴史において今から200年前である1800年代にはまだ全地球を網羅し、地球上の行けない場所、道の場所が無い状態にはほど遠かったわけです。それに比べてソルシエールとソルクラスタが出逢ったのが2022年であり、3040年のグラスノインフェリアまでに1000年以上の期間があります。最後にメタファルスとの邂逅を果たしたのが3016年で、24年前になりますが、当然両地域はメタファルスを知らなかったわけではありませんし、技術的国際協力をしていなかっただけでしかありません。寧ろ1は地球の文明に対しての方が当てはまる質問とも言えます。2ですが、まさにその通りです。第三塔の真下、今ではマグマ溜まりでしかないその場所こそシェスティネです。

「謳う丘~Ar=Ciel Ar=Dor~」初回限定版を買った一人です。曲も冊子もとても素敵で幸せです! 二つ質問がありますが、万一回答下さると有難いです。
1、Ⅲでアオト達がアルシエルに「ダイブ」しますが、アルシエルのダイブレベル1はどのくらいの周波数に該当するんですか? レーヴァテイルだと20000Hzくらいですけど惑星の場合はどうでしょうか。
2、こういう質問は多分答えられはないと思いますが、あまりにも気になってしまうので、あえて質問いたしま(汗)「シャラノワールの森」の歌詞は何語なのでしょうか? 視聴を初めて聴いた時から「訳は分からないけど、これは絶対アル・シエラだ!」とか思っていたんですが、冊子の歌詞にはヒュムノス語の文字が用いられていますね。もちろん、アル・シエラとは別の言語、たとえば『テル族が自然と対話する時使う言語』という可能性もあると思いますけど…実際はどうですか。また、本当に星語で謳われる「Ec Tisia~Tarifa」も歌詞が同じくヒュムノス語文字で書かれているんですが、もしかして実はこの二曲の歌詞が必ずヒュムノス語の文字で書かれるべき理由があるとか…

(シナモン)

1ですが、厳密にはアオトやパーティー…ティリア以外の全員は、アルシエルの精神世界にダイブしていません。アルシエルにダイブしたのはティリアだけです。また、アルシエルにダイブ…というもの自体も少し語弊があります。それはわかりやすく言えば「日本の精神世界にダイブします」というのと同義です。アルシエルは個体ではなく、様々な惑星意志の集合体ですから、レーヴァテイルに対するダイブとも違います。正確には「翻訳」です。ティリアは惑星の意志の「想い」を感じ取れる周波数帯を持っていますから、それを受け取ってハーヴェスターシャXPの処理をもって「具体的な物体の具現化(質量の有る無しにかかわらず)」として翻訳します。ちなみに惑星と対話する為の最低限の周波数は180000HZくらいと言われています。
2ですが、シャラノワールの森の歌詞は律史前月読の原型です。アルシエラから月読に移行する段階の原型とも言えますし、アルシエラの訛とも言えます。テル族が昔使っていた言葉体系でもあります。

Ⅲの資料集にありますアカネのEXEC_METEMPSYCHOSIS/.のバイナスフィアコーラスの応用、というのは、どういう形でバイナスフィアコーラスの技術が生かされているのでしょうか。単に圧縮しないで複数ライン走らせる、ということでしょうか

(ぴょ)

だいたい仰るとおりで合っています。疑似並列処理と増幅に関して、感情主体の通常ヒュムノスよりも実効値が上がるように組まれています。単語に関しては、冗長な装飾に代わり、それと類似する短文で想いの相似補完をすると共に、縮まった時間分繰り返す事でその想いを機械的増幅する事を行っています。アカネが独自に編み出した手法で、彼女の詩魔法も大抵はこの手法が取り入れられています。

1、Ⅲ本編でサキの詩によってクラスタニアの戦艦が雲海に落下していくシーンがありましたがあの後戦艦の乗員は回収されたのでしょうか。
2、アルシエルの人たちの死生観はどのような感じになっているのでしょうか。やはり教えや居住場所によって千差万別なのでしょうか。気温の変化が激しい日々が続きますが、どうかお体にお気をつけてください。

(マスカルポーネ)

1ですが、残念ながら回収はされていません。
2ですが、当然地域によって異なります。最も死を身近に感じているのは実はメタファルスで、ソルクラスタ、ソルシエールの順に、生に対して執着が強くなります。最もメタファルスにおいては「死」とは永遠なる虚無ではなく、再出発的意味が強いからというのもあります。ソルクラスタは、文化的な意味合いではなく情勢的な意味合いでサバイバルな世界観である為、自ずと常に死を覚悟するという意味では死が身近です。ソルシエールが最も死を恐れる文化です。

ヒュムノスは声帯で直接歌っているわけではないんですよね。ということは、ヒュムノスを謳う際に男声になってしまうレーヴァテイルも存在し得るのでしょうか?

(つつじ)

基本ありません。なぜなら、レーヴァテイルは顕在意識で歌声を変える事が出来ない為です。妄想だから何でも出来る、というのは少し間違いで、ヒュムノスを謳う部分は潜在意識であり、潜在意識にはその個人たる「原型」が存在し、その形は滅多に変わりません。それは自身をこの社会の中で「価値ある存在」とする為に大変重要な役割を担っており、その為に自己を無意識に主張します。その渦中にヒュムノスのシステムは存在し、それは個を主張する為に、個である事を強く意識し無条件で「自分である事」をアピールします。それが「詩の個性(楽曲傾向、心情傾向、歌詞)」となって現れ、そして「声質」になって現れます。ですから仮に、これが「男性声」として発動するレーヴァテイルは「原型」にそれを良しとする何かがあるか、異常を来しているかどちらかです。何にしても、詩によって男性声、女性声、もしくは同じ女性でも別人の声で歌う事は、理屈上「声帯が唯一である揺るがない個性」であるのと同じくらい不可能な事なのです。

前回もお答えいただきありがとうございます。今回も出力について。インフェル・ピラの最大処理件数は確か1万件と資料集に書いてありました。そのため、ATⅡの最後にEXEC_with.METHOD_METAFARICA/.を謳った時、その最大件数を超えていたと思います。この場合、METHOD_MEAFARICAの効果はやはり1万人までしか現れていなかったのでしょうか?

(黒土)

簡単に回答するならば、「合体メタファリカ」は確かに10万人のI.P.D.が謳いましたが、発動件数は1件です。10万人のI.P.D.は「入力」であり「出力」ではありません。サーレ状態では「入力=出力」ですが、それ以外のモードでは異なります。ちなみに、レプレキアの場合の最大件数は数十が限界、メタファリカでは1件です。ただ、間違えやすい事ですので改めてお話ししておきますと、モードレプレキアでもサーレ状態と同じ、個人詩魔法は謳えます。それはレプレキア発動時に個人詩魔法が謳えるのと同じです。ただ、モード・メタファリカにおいて、その「メタファリカモード」を要件として設計された詩魔法は1件しか謳えないということです。「合体メタファリカ」を同時に二箇所で謳う事は出来ない、それだけのことです。

いつも楽しく読ませてもらってます。
1、メタファリカが失敗したとき魔大陸と一緒に魔物もでてきたとありましたが、成功したメタファリカでは動物やモンスターも創造されたのですか? 
2、ヒュムノスを純粋な音楽として研究したりCDのようにメディア化したりコンサートを開いたりする文化はありますか?(余談ですがメタファルスの人は『EXEC_with.METHOD_METAFALICA/.』をいつでも聴けるようあらゆる手段を講じるのだろうなぁと思います)

(rr)

1ですが、必要であれば作られます。実際にどうかは敢えて語りませんが、例えばもし「人間とは危機に直面する事で団結する」という固定観念が多数のI.P.D.に見られる場合、それはやんわりとモンスターの出現に繋がるでしょう。2ですが、劇中で活躍の場はありませんでしたが「テレオン」という記録用のテレモが存在します。メタファルスでは高価なのであまり持っている人は多くありませんが、第三塔のクラスタニア民は大抵持っています。

いつも楽しみにしておりますが、ほしかったEc Tisiaはこっちじゃありません。それはともかく、ハーヴェ様たちのデザインが片翼なのは、機能的な意味があるのでしょうか。

(santapiyo)

主にデザイン的な意味合いのみです。XPとVISTAの二つでデュアルサイクルシステムを組めることの象徴です。

1、律史前月読の大文字は尊敬を現れると言われていますが、詠唱中だとどんな風に発音されるのですか(小文字を発音する時と何の違いがあるのか)
2、レーヴァテイル自身が自分にヒュムノスのダウンロードを行うことは不可能でしょうか。

(kara)

1ですが、強めに発音したりします。律史前月読の表記とは、伝承者による指示的な意味合いが強いので、五線譜のスタッカート記号のような「強く、想いを込めて」という意志であるというだけのことです。実際にこの通り、強めて謳わなければ効果が出ないわけではありません(もちろん弱まる可能性もありますし、強まる可能性もあります)。2ですが、できません。理由はセキュリティ上の問題です。

1、アカネが持っている刀の刀身、真っ赤ですけど、特別な金属を使ったりしてあの色になっているのですか? それとも単なる着色ですか?
2、メタファルスにテポのような存在がいたら、クローシェの三階層の欠落やジャクリの七階層の同じ階層に二つのステージがある、などもバグとして認識されていたのですか?
3、「こころ語り」やコスモスフィアで七階層が二つ有ったりと、ジャクリってヒロインの中でもかなり優遇されていますけど、優遇した理由とかってありますか?

(ハーモニ)

1ですが、特別な金属というわけではありません。デザイン的な意味合いが強いです。2ですが、テポはクラックとして検出したと思います。ただ、フィンネルのそれとは違いますので、その対処法は「世界を連結する」という方法を取る事ではなかったでしょう。少なくとも介入してきた事は間違いありません。3ですが、優遇はしていません。もし優遇と捉えられた方が多数存在するようであれば、私の判断ミスであり、今後の制作において、十分すぎるくらい気をつけていくべき部分であると捉えます(といいますか、ATⅡリリース後すぐに皆様の反応からそれがうかがえておりましたので、ATⅢでは、より他方面から全ヒロインが平等に見えるような作りになるよう、全力をもって臨んでおりました)。「こころ語り」につきましては、制作当時ED後の詩曲というものがここまで皆様の中で反響を呼ぶ物になると当時想定できず、自分の先見と想像力の無さを現時点に於いてもただただ反省するばかりです。精神世界の二層化につきましてはギミック的な要素であり、その基準で考えますとフィンネルなどは13階層となります。実際はジャクリ第六階層もフィンネルの2~5階層も、二つあれどセリフ量合計は通常コスモスフィアの1階層分でしかなく、各ヒロインごとのボリュームについても、私の至らなさはあれども細心の注意を払って設計はさせていただいておりました。ただ、この件に関しましても、今後同じ愚行で皆様に不快感を与える事の無いよう、より細心の注意を払っていきたいと考えておりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

アルルさんがティリアさんと融合し、ムーシェリエルの機能を停止させたにもかかわらず、フィールドやラストダンジョンをのぞくダンジョン、ムーシェリエルで抗体が襲って来るのは何故なんでしょうか? ラストダンジョンはアルルさんの制御下ではなくアルシエルの総意が統制しているのでおそって来る理由は解かるんですが…。

(sasurainohito)

申し訳ございません、ゲーム制作上のリソースの問題、作業工数の問題としか解答する術がございません。

お疲れ様です。1、クロアとココナの仲良し兄妹ですが、ケンカのエピソードとかは無いのでしょうか?
2、シュレリア様のあのスーツはシュレリア様専用ですか?(着ようと思えば誰でも着れますか?)
3、アルトネリコのキャラ達を使って、まったく別の作品を作る予定はありますか?

(kou)

1ですが、もちろん沢山あります。ご要望が多ければ何らかの形でエピソードとしてお届けすることもできると思います。2ですが、シュレリア様専用となっております。 3ですが、私個人から回答できる質問ではありませんので、無回答とさせていただきます。

お疲れ様です。ヒュムノスについて気になっていた事があるので、いくつか質問させて頂きます。1、アオト達に出会ったことで、700年前と現在とでティリアの心には様々な変化があったと思いますが、リバーシアプロトコルはフュージョンを起こしたりはしていないのでしょうか? 
2、クロニクルキーに込められた詩の想いはシュレリアのものですか?

(こぶら)

1ですが、結構ヒュムノフュージョンしています。2ですが、詩の想いを作ったのは初代リューンです。シュレリアはそれを使っているに過ぎません。

ATⅡを再プレイしていてふと思いましたので質問です。
1、シュレリア様は塔の機能をパーセンテージで言えばどのくらい使えるのでしょうか。塔の機能が無限にはない事を前提に考えていますが…。
2、ダイブレベル9に達して塔に触れたレーヴァテイルは塔にアクセスできるようになりますが、どのくらい塔の機能を行使できるのでしょうか。ミュールを見ている限りではシュレリア様と同等なことも理論的には可能な状態に見えますけれども? 
3、ミュールの行動はATⅠ以前から塔に直接アクセスできているように見えますが、やろうと思えばサスペンド等も行うことが出来たのでしょうか??

(YYY)

1ですが、10%未満です。2ですが、「顕在意識として塔を操作できる」ようになるわけではありません。「塔の力を使えるようになる」というのは、分かり易さとケレンミ(誇大表現)重視の発言であり、実際には塔のリソースに対するアクセス効率が格段に良くなったというだけの話です。詩魔法アルトネリコなどは、実際に塔の機能を制御して発動するエクストラクトとは違い、塔と心の奥底で繋がったという想いからヒロインが生み出した、やはり妄想魔法でしかありません。 3ですが、サスペンドも出来ると思います。それに応じた数々の準備と専門的なハッキングや解析を経て、サスペンドを謳う事はできます。ただ、自分がより身動きが出来なくなる詩を、わざわざリスキーなハッキングをしてまで謳う事は無いと思います。

いつもお疲れ様です。そう言えばの話なのですが、ヒュムノスの詩ってピアノとかバンドスコア等の楽譜として販売される事は無いのでしょうか? 今現在耳コピで何とか都合しているのですがどうしても採譜しきれない部分がありまして…。ヒュムノートも楽譜と言うかスコア状態ですし。もしよろしければ検討いただければ幸いです。

(atsu@art)

夢のないお話しで恐縮ですが、ヒュムノスのスコアは実際全く現実的ではありません。例えばHYMMNOTEではオープニングとエンディングだけ収録で30ページ超となっておりますが、特典であるという事もあり全パート掲載はしておらず、打楽器パートなどの精査などもしていない状態です。正式なスコアとして出す場合、厳密な作譜が求められますので、よりページ数も制作費用もかかります。大変申し訳ないながら、現時点では需要(購入者数予測)とコスト両面において現実的ではないと判断させていただいております。

毎回質問回答お疲れ様です。
1、第三塔の導力影響範囲はどれくらいなのでしょう? ティリアノーマルで飛空艇を中継アンテナに変えなければならなかった事から、クラスタ一帯が限度? 2、アルトネリコ接続のレーヴァテイルはエオリア属のアルファ律を使えて、ソルマルタ経由アルトネリコ接続のレーヴァテイルはフレリア属とエオリア属のアルファ律を使えるという認識であっているでしょうか?(導力圏内なので)また、アルトネリコ接続のレーヴァテイルはフレリア属のアルファ律を使用できますか?
3、第三塔のヒュムノスにエオリア属の単語が使われている曲がありますが、これは「第一塔のものを同じ読み・意味でティリアに登録させた」のか、それとも単に「作詞・大人の都合」なのでしょうか…

(つばくらめ)

1ですが、第一塔よりも相当狭いです。元々周囲で詩魔法を使う為にグラスノ盤を装備しているわけではありませんので、せいぜいエル・デュエルまででしょう。2ですが、ソルマルタを経由する必要もなく、EOLIA属、FRELIA属両方使えます。両方ともサーバーはアルトネリコ塔内です。3ですが、申し訳ございません、ミスによるものです。

ドラマCD「クレア~そよかぜの約束~」でミディールが世界を滅ぼす『滅びの詩』を歌いますが、この詩があのまま謳い続けられていたら、具体的にどのような現象が起こっていたのでしょうか?

(SJP)

アルシエル・テクニカルデータ編纂室【第3回】にて回答しておりますので、そちらをご参照下さい。