アルシエル・テクニカルデータ編纂室【第14回】

◇「ドラマCD side.ティリア」について◇
こんにちは、土屋です。かなり寒くなってきましたね。皆さんもお体には十分お気をつけくださいませ。さて、本日は「アルトネリコⅢドラマCD side.ティリア」の収録があります。遂にエレミア三謳神(シュレリア、フレリア、ティリア)が一同に会する今回のドラマCD、他にもATⅠやⅡのヒロインたちも活躍します。今回は(ライトではありますが)世界設定的な要素が沢山あり、特にシリーズを通してプレイしていただいている方には楽しめるシーンが満載かと思います。いつものドラマCDとはちょっと趣向が違う今回のドラマCD、個人的には面白いものになったと思っております。もちろんティリアとアオトのラブラブも満載ですので、是非是非聴いてみてくださいね。さて、今回も質問に回答させていただきました。次回の質問も受け付けておりますのでドシドシご応募下さい! といいつつですが、このコーナーは次回で終了予定です。長きにわたり、沢山のご質問ありがとうございました! 次の企画は更に皆さんと交流しながらお話しできる場を目指しています。どれほど実現できるかはわかりませんが、今後も皆さんとの対話を絶やさずにやっていきたいという想いは変わりません。コーナーが変わっても、末永くよろしくお願いします!

SHサーバーのレーヴァテイル登録限界って決まっているの? 新しいβを生産すると死亡判定されたアドレスに上書きされることがあるということはある程度の数の中から使い回しているってことですか? 100年程度のサイクルで上書きされるってことはサーバー内のレーヴァテイル総数は結構飽和状態なのですかね

(アイン)

メモリにも容量が有るように、登録には限界があります。精神世界の容量は、ご想像の通りだと思いますがそれなりに巨大です。例えばアルトネリコなどに存在する政府公式のSHサーバー(簡単に言えばミシャなどが入っているSHサーバー=_ARTONELICO/.)で100万程度、大崩壊前の第一紀に盛んに起こっていた民間サーバーでは数千や数百しか登録できないサーバーもあります。ですので第三世代まで含めると、常に70%程度の稼動率でアクティブになっている感じになります。

アルシエルの昔の詩や昔話に関してなのですが、編纂室【第4回】にて『謳う丘-Harmonics EOLIA-』が「その地方に伝わる誰もが良く知る詩」の一例として描いているとありましたが、『謳う丘~Ar=Ciel Ar=Dor~』や『シャラノワールの森』、謳う丘のティリアやフレリアなども「その地方に伝わる誰もが良く知る詩」としてあるのでしょうか?

(ユキ)

まず補足ですが、『謳う丘-Harmonics EOLIA-』が「その地方に伝わる誰もが良く知る詩」の一例として扱っている、というのは、謳う丘EOLIAそのものが伝承詩として伝わっているわけではなく、Aメロ、Bメロなどのメロディが際立っている部分を伝承詩として設定している(簡単に言えば、謳う丘EOLIAは作中伝承詩を一部取り入れた楽曲として創っている)という形になっています。謳う丘FRELIAやTILIA、Ar=Ciel Ar=Dorも同様の設定感覚で作っておりますので、同様に詩の一部は伝承詩として存在していたと考えていただいて良いです。

前回の第七回でティリアのクラスタ式表記だけ文字化けしている様なのですが、今一度お教えいただけないでしょうか?

(八丈島のにょ?)

第一水準漢字ではない為に、WEBブラウザでは表示できないようです。説明すると、「森」は木が3つで構成されていますが、これの「水」版です。水という字が下に2つ、上に1つという形の漢字です。音読みは「ビョウ」、訓読みは、「はる・か」、「ひろ・い」です。

EXA_PICOの奏でる波動についてですが、Ⅱの設定資料集だとR波N波Tz波D波V波Vx波K波H波S波とありますが、CD『謳う丘~Ar=Ciel Ar=Dor』初回特典本のクリューエの記述で、EXA_PICOの奏でる波動には存在しない『U波』という物が出てきますが、これはどういった事なのでしょうか? 後、できればR波N波Tz波D波V波Vx波K波H波S波全ての正式名称や何を意味する波動なのかも解説が欲しいです。

(八丈島のにょ?)

Ⅱの設定資料集は、EXA_PICOの奏でる波動のごくごくごくごく…一部の波動しか掲載しておりません。実際EXA_PICOは数え切れないほどの種類の波動を発しています。そのうちの20強の波動によって惑星が形成され、その中の7つの波動によって人間は形成されているのです。波動の種類を一つ一つ説明するのは困難です。それは、全ての波動は「状態を周囲に伝達する」という目的でしかないからです。それはD波もH波もU波も他の波も全てそうです。例えばD波は物質波と呼ばれていますが、それは我々がD波を目で見る事が出来(厳密にはD波の干渉によって消滅、反射したD波を目が計算する事が出来る)、D波の濃淡によって衝突が起こったり(これもD波の反発によるものです)する為です。H波は声や想いになりますが、両方とも共通する事は、発信源の状態を広く拡散しているに過ぎないという事です。U波はそれを惑星の意志レベルが特に活用していますし、Tz波はアルシエルやソル(太陽)の航行に必要な波であり、Tz波の密度によって作られた坂やくぼみを惑星は転がっていきます(簡単に言えば…です)。またK波は植物の光合成に関係があり、太陽と植物の対話に使われる波ですが、これらTz波やK波などはアルシエルの文明では解明できていません。また、他の恒星系ではD波ではなくR波に生きる世界(R波が物質波になっている世界)もあります。それらの波は波としての物理特性や指向性が有るわけではなく、次元が違うだけであり、その世界でどのように使われているかはその世界(惑星系など)が決めているに過ぎないのです。機会と需要があればある程度の波についての説明もしたいとは思っております。

レーヴァテイルは女性だけなので、ヒュムノスを謳うことが出来るのも女性だけという事ですが、Ec Tisiaのように星の意志が紡ぐ「ヒュムノスでは無いが力を持った詩」なら那由他羅、紅禰命などの男神達も単体で詩を謳えますか?

(こぶら)

神々は特に女性形でなければ謳えないというわけではありません。レーヴァテイルが女性だけなのは、「女性でなければ詩魔法を謳えないから」という理由によるものではありません。結果的に女性のみとなっているだけです。すなわち、その阻害要因がクリアできれば男性レーヴァテイルも存在していたことになり、謳う事は問題なく出来たであろうと思われます。惑星の意志に関しては、そもそも男性形、女性形というもの自体を本来は持ち合わせておらず、中性です。人間に見える姿として降り立つときに男性か女性かを設定する形になります。恐らく那由他羅、紅禰命は、大昔に地上に降り立ったときに男性形で降り立った為に男性神として崇められるようになったのでしょう。詩…といいますか、惑星の意志の詩はニアイコール言語ですので、当然謳う事が出来ます。そしてその詩には力もあります。

1、半神は人間と惑星の意志を仲介する役目があるとの事ですが、惑星との対話を目的に生まれたティリアはいわば人工の半神と呼べる存在なのですか? 
2、役目を終えた半神達はどうなるのですか? 
3、FLIPに関してですが、FLIPは魂を代価に効果が発揮されるのですよね? 作中のヒロイン達を見ると命を削って使用しているので、とても実用的に思えません。FLIP系が完成していれば、そういった負担も軽減されていたのですか?

(ババンゴ売り)

1ですが、なるほど確かにそういう見方も出来ますね。ただ、半神というのは若干人間より能力は秀でていますが、それがどこなのか、そしてどんな特殊能力が使えるのかは半神によります。半神が神(惑星の意志)とコンタクトできるか否かも、惑星の意志の設定次第です。ですので、ティリアは半神と言っても過言ではない能力を持っている事は確かですが、全ての半神がティリアと同じ能力を持ち備えていたわけではありません。2ですが、役目を終えれば(といいますか、天寿を全うするか事故や病気で死ねば)半神は死にます。それは人間と一緒です。ですから、「特殊な能力の与えられた、神々の特注人間」という感覚が正しいです。3ですが、第一紀のプロジェクトでは当然、FLIPがHYMME系詩魔法と同じくらいの負荷で謳えるようになるまで研究を続ける予定だったでしょう。世界崩壊などにマンパワーを割かれる事が無く、レーヴァテイルの研究を自由に続けられたのなら、FLIPのみならず、更にその先の詩魔法も登場していたであろうと思われます。現時点で実用的でないのは当然であり、実際の所「実験炉」で営業している原子力発電所のようなものです。

いつもこのコーナーを楽しみにしております。今回の質問は
1、前から気になったんですが、ATⅡのオープニングはメタファリカで紡ぎだされる大陸創世のイメージが、Ⅲは惑星アルシエルがアオトたちとの対話(最終決戦で)によって大地の心臓を受け入れて再生してゆく様子のイメージが本になっていますが、Ⅰのオープニングは何のイメージが本になっているんでしょうか? 
2、ヒュムノスコンサートの設定資料の「蒼天帝さん」と「サキさん」とのエピソード(空の守護者の創造の話)でサキさんは蒼天帝さんを兄のように慕っていたとありますが、本編で登場した他のアルシエル意思は皆女性でしたが、これってやっぱり人間から見れば女性(女神)の意志以外に男性の意志(男神)の意思も居るってことなんでしょうか(誤植ならこの質問はすっ飛ばしてもらって結構です)? 
3、Ⅰ、Ⅱと立て続けに格ヒロイン達の料理の腕前が披露されてきましたがⅢはそういったシステム(料理するイベント自体が無い)が無かったので結局謎のままだったんですが(辛うじてティリアさんのエンディングで彼女が料理上手(幼妻の最重要スキル特権?))なのが解りますが他のヒロイン(ココナも含めて)の料理の腕前の設定ってどうなっているんでしょうか? 長々となってしまいましたが宜しくお願いします。

(sasurainohito)

1ですが、正直に申し上げますと、ATⅠのオープニングだけは、後の作品にあるような「コンセプトアート」的な要素はありません。Ⅰの開発当時は寧ろ、いわゆるアニメのOP系でコンテを切っており、Ⅱ、Ⅲとはそのスタンスが違います。蛇足ですが、アニメ制作会社や監督さんも「Ⅰ」と「Ⅱ、Ⅲ」では異なります。
2ですが、上の方でも同様の質問に回答させていただきましたが、惑星の意志にそもそも性別は有りませんので、人間に見える形で存在する際に設定した性別が、後に人間に語り継がれる男性神、女性神になっていったというだけです。
3ですが、ココナはクロアの手伝いを良くやっていたので、料理は上手な方です。フィンネルは、「アルトネリコⅢドラマCDsideフィンネル」を聴いてもらえれば料理の腕の程はお分かり頂けるかと思います(なかなか上手です)。サキはちょっと感覚ズレてる所がありますが、味に問題はありません。

前々回の回答ありがとうございました。
1、確かにレーヴァテイルオリジンやβ純血種にとって食事は生存に必須ではないですが、もしオリジン(又はβ)が何か食べると、その食べ物は体内でどんな風に処理されるんですか。
2、謳う丘~Ar=Ciel Ar=Dor~(曲の方)の前半にアル・シエラが使われているようなところがあるんですけど、その用法がEc Tisiaの方と随分違うのは何故でしょうか。
3、同曲に出る「那由他羅の旅」とは何でしょうか。もしかしてアルシエルの神話の一つですか?

(シナモン)

1ですが、通常の人間と同じように処理されます。ただし代謝は擬似的なものですので、栄養分の吸収などは行われません。2ですが、これはアルシエラではなく、律史前月読という言語体系です。人間が神に向かって対話しているもので、語源はアルシエラですが見よう見まねで作った言語ですので、アルシエラとは言葉や表記法はかなり変わっています。3ですが、那由他羅とは「遙か遠い世界」という意味で使っています。こちらの世界でも「なゆた」という言葉がありますが、数字に直すと天文学的な距離になります。

毎回質問回答お疲れ様です。
1、クローシェ(=レイカ)の誕生日は本編中ボカされていましたが、実際は何日(というよりどのような月の満ち欠け)だったのでしょうか? 
2、ヒュムノス単語、中央正純律の「救う」には、ヒュムノサーバーを見る限り「swant」「suwant」の二種類があるのですが、これはどちらが正しいのでしょうか? 
また以下は質問というより要望ですが…
・ヒュムノス文字・アルシエラ文字の書き順、あるいは書き方のコツのような講座
・澪~MIOにあるような、新約パスタリエの特殊な文法(AzzやYEzz、前に回答が出たXc=xxx-> yyyなど)の解説を載せて頂きたいです
・上記まとめてヒュムノサーバーの更新を……
前々回の投票を見るにあたってヒュムノスに興味のある人が多いようなので(私もその一人です)そちらの充実も図って欲しいなと思います
お忙しいとは思いますが、更新をとても楽しみにしていますので応援しております

(つばくらめ)

1ですが、厳密な設定はありません。誕生月だけは「蒼痲の宮(10月)」と設定しております。2ですが、swantが正解です。誤登録の件申し訳ありません。尚、要望の点に関してですが、「AzzやYEzz、前に回答が出たXc=xxx -> yyyなど」に関しましては、こちらのページの「否定」と「ファンクション」の項目をご参照下さい。それ以外の件につきましては、更新が滞ってしまっており申し訳ありません。何卒今しばらくお待ち下さい!

Ⅱでの調合では、サポートするヒロインが違うと別のものが出来ました。
1、調合にはヒロイン(レーヴァテイル)が必要なのか、それとも仕様なのか。
2、ココナや、本来参加出来ないヒロイン(料理にクローシェなど)のサポート作品も考えてはあったのか。
3、だとしたら、何故出せなかったのか。個人的に、ココナがサポートしていたらどうなるかと思っていましたので投稿いたしました。

(kou)

1ですが、これはどちらかと言えば「ゲームシステム仕様」として、ヒロインのサポートという形で設定しています。アルトネリコシリーズでは「ヒロイン」にスポットを当てる事によって、よりリアリティのある、生きたヒロインを創出するという事を大切にしています。毎回ゲームシステムはそのコンセプトに沿ったものを設計しておりまして、調合なども同様です。2、3ですが、1の回答の通り、ヒロインのみしか考えておりませんでした。

レーヴァテイルの詩魔法強化の手段に、第一塔はインストール(インストールポイントにグラスノを直接差し込む)、第二塔ではデュアルストール(お風呂)、第三塔ではコスモスフィアで得たヒューマのプログラムとなっていますが、これらは所属塔の違うレーヴァテイルでも出来るのでしょうか? 個人的にはグラスノ結晶に関しては可能な気がします。ヒューマは第三塔のレーヴァテイル専用のソフトウェア(?)で、第一、二塔では入手できない気がしますがどうなんでしょう?

(ファウリス)

グラスノ結晶のインストール方式、デュアリスノ結晶の波動荷浸透方式は、どの塔のレーヴァテイルにも適用されますので互換性があります。ヒューマによる強化は、ゲームシステム的にはインストールなどと同じくくりに入りますが、世界観的にはアルトネリコⅠ、Ⅱなどの「ヒロインの妄想が生み出した詩魔法キャラ」の第三塔版、というくくりになります。結論から言えば、ヒューマのシステムは第三塔でのみ可能です。

お疲れ様です。ヒュムノスミュージカルを早速聴き、前二作にも劣らぬ出来映えに非常に満足しております。ありがとうございました。では早速ですが、その作中からいくつか質問をさせて頂きたいと思います。
1、劇中でココナが驚いていたシュクレの詠唱速度ですが(自分も新約パスタリエか何かかと思って聴き直しました)、実際にその速度は、彼女が詩だけで複数の前衛を圧倒できたりするほどのものなのでしょうか。少なくともココナを圧倒する時点で、並の兵士では束になってもかなわないと思うのですが。
2、劇中終盤で発現したシュクレの羽ですが、これは『EXEC_FLIP_METAMORPHOSE/.』単独による効果なのか、あるいは元々シュクレが持っていたものが『METAMORPHOSE』をきっかけとして発現したのか、どちらでしょう。多分前者かと思うのですが、アカネにはククロウもいましたし、抗体に関する実験がシュクレにも施されているのかも、と思いまして……。
これは質問ではなく要望なのですが、前二作にあった詩についての解説が、今作には付いていなかったのが少し残念でした。年末にボーカルベストも出るようですし、この機を逃さず、どこかで解説をして頂ければと思います。
P.S遅ればせながら、CDアンケートキャンペーンのサイン色紙が届きました。家宝にさせて頂きます。ありがとうございました。

(チキン野郎の棒々鶏)

1ですが、ココナが焦るくらいの力量の持ち主である事は間違い有りません。詩魔法は詠唱速度の遅さが弱点なのですが、シュクレはわざと最初瞬間的に弱い威力の衝撃波を出し、相手がひるんでいるうちに次の少し強い攻撃を繰り出し、その間に更に強い詩魔法を詠唱する、という戦い方を得意としています。それ故に、隙が生まれにくくなっています。2ですが、これは『EXEC_FLIP_METAMORPHOSE/.』単独によるものです。その後彼女がしばらく立てなかったのは、FLIPによってかなり体力と精神力を消耗した為です。3ですが、今後機会があれば、前向きにご紹介したいと思います。

ヒュムノスミュージカル~ココナの発売おめでとうございます。今回のミュージカルも、詩の想いを強く感じる事が多々ありました。質問になるのかはわかりませんが、わからなかったのがココナの詩の一番最初の言葉、『:/Awe_nudo_la!/:』はヒュムノス的にはI.P.D.用の想いの確約定義で、『この強い想いは絶対に揺るがない』ココナの意思と解釈していいのでしょうか?(読めなくてもなんとなくそんなのが伝わってきたので、推測になりますが)詩としてそれぞれの一節一節のための想韻はあっても、その根本にある『謳っている最中のココナの気持ち』を表現する部分なのかな…と。もしかして既に設定資料集には載っていたんでしょうか…だとすると私の修行不足でありますが…

(しあん)

想いとしてはだいたい仰るとおりです。ただ、この「awe-nu-dola」というのは「ファンクションによって定義された、この詩の中だけで通用する単語」です。詳細はこちらの「ファンクション」の項目をご覧下さい。

EXEC_HAIBANATION/.について質問です。フレリアに限らず謳い手が精神体移行することはあるんでしょうか。その場合詩や移行が済んでいない人はどうなるんでしょうか。また、塔の影響圏外にいるI.P.D.には影響があるのでしょうか?

(音緒)

そもそもハイバネーションによって、フレリアの精神体移行は行われません。若干混同されているかもしれませんので整理しますと、ハイバネーションによって「I.P.D.の精神体は消去され」「人間の精神体はインフェルピラに格納される」という感じです。ですから質問の「移行」を「消去」と解釈するならば、インフェルピラに精神が格納されているI.P.D.が謳った場合に限り、その懸念は発生します。ただ、そもそもこのハイバネーションという詩はI.P.D.が謳える詩ではありませんので、必然的にその可能性は消えます。また、塔の影響圏外にいるI.P.D.は、詠唱中に圏内に入らなければ、単なる人間となります。

1、Ⅲのエンディングでアルルが謳っているシーンがありますが、ティリアとアルルは自由に融合と分離を行うことができるのでしょうか。
2、フィンネルトゥルーエンドにてアオトとフィンネルが海で遊んでいますが、このときはまだ海に生き物は誕生していないのでしょうか。また、生態系は第一紀以前の海とは異なるものになるのでしょうか。
一気に冬らしい気候、気温になってきましたが、どうか風邪などを引かぬようお気をつけて下さい!

(マスカルポーネ)

1ですが、エンディングで謳っている段階でアルルはティリアから抜け出ています。惑星の意志として還っているという設定になっております。2ですが、若干は存在しますが、まだ豊かとは言えない状態です。生態系は第一紀とは異なってくることでしょう。惑星の意志がこの期間で培った経験を元にしますから、以前とは生態系や、海自体の性質が変わったとしても何ら不思議な事ではありません。