ヒュムノスというものは、塔のコントロールに使うプログラム言語ですね。ファンタスマゴリアには、レーヴァテイルの心をダイレクトに癒す(ポジティブシンキングを強めにし、人に優しくなる)効果がありますが、それ以外にも生身の人間にも少なからず癒しを与えているヒュムノスです。それでは人間にはどうやって癒しを与えているのかといいますと、例えばあなたのパソコンにUSBで扇風機が繋がっていたとします。その扇風機をC言語などで制御出来るとして、それをEXEC_SENPUKI/.とした場合、そのアプリを実行すればあなたは涼しくなります。でも「私はPCと心が結線されていないから、EXEC_SENPUKI/.によって涼しくなる事はない」とは思いませんよね? もちろん、USB扇風機が無ければ涼しくはなりません。では、EXEC_PHANTASMAGORIA/.のUSB扇風機にあたるものがあるのかというと、実はあります。グラスノ盤と彩音回廊です。全世界の人達と詩を共有する、という事を行っています。これはすなわち、世界中に詩が行き渡る…夢のない言い方をすれば高音質の拡声器的な使い方になるわけですが。それ以外にも環境全体が人に優しい形になっていたり、アロマ的な効果を創り出したりします。春の陽気は皆を幸せにしますから。これらは人間の定常H波に直接操作するものではありませんが、USB扇風機と同じで、心地よさを与えることが出来ます。なーんだ、そんなことかー、という感じに思われるかも知れません。でも人間の定常H波を直接操作出来るシステムがあったら、それこそ気が休まる事はありませんよね? いつ精神操作されるかわかりませんから。そういう意味ではレーヴァテイル達は可哀想な存在なのかも知れません。
こんばんは。早速メールさせていただきました。設定資料集を未だに手にしていないので、もしかしたらそちらに書いてあることかもしれませんがちょっと疑問に思ったことがあるので投稿させていただきます。アルトネリコ、第一塔はEXEC_SUPEND/.で一時的にスリープ状態にすることが出来ますが、それはやはり第一塔限定になるのでしょうか? そのときに第ニ塔にもある程度影響は出たようですが仮にフレリアもしくはティリアがEXEC_SUSPEND/.を発動させた場合、他の塔も同じようにスリープ状態になるのでしょうか? 何とも簡単すぎる質問で申し訳ないですが、気になったので投稿させていただきます。お忙しいときだとは思いますが体調を崩されないようご自愛ください。これからも応援しています。
(みっち)
詳しくはアルトネリコⅢ設定資料集に載っていますが、サスペンドによって機能停止するシステムと停止しないシステムが存在します。塔の維持に必要な部分は、サスペンドを行っても停止しません。また、フレリアはサスペンドを謳うことは出来ません。そして、第二塔は第一塔とエネルギーを共有しており、制御も第一塔依存ですので、第一塔のサスペンド=第二塔のサスペンドで、共通です。第三塔の場合、独立して制御されており、サスペンドの概念も第一塔と違い、やや複雑です。それは、第三塔が「原初の塔」「ティリア」そして「ハーヴェスターシャ」という三つの制御機関が複雑に絡み合っているためです。
資料集に載ってなかったので、質問です。アオトの左耳に乗っているのは、何なんですか?
(空海)
初期設定資料にはこう書いています。
ヘッドセット:多機能です。
ズームレンズ、赤外線レンズ
高度計、水平計、気圧計、酸素濃度計
材質アナライザ、壁面透過スキャナ(岩盤厚、硬度サーチ)
GPS
メモナビゲーター(現場指示を記録しておいて、それに従って移動や作業する用のナビ)
などなど
というものです。意外とこの辺りの文化レベルは第三塔は高いのです。
ヒュムノスのタイトルについてですが、通常ヒュムノスはEXEC_LINCA/.などのようにアンダーバーでつながれた2文節のものか、EXEC_RIG=VEDA/.やEXEC_SOL=FAGE/.などのようにイコールでつながれたものが基本であり、EXEC_HYMME_~やEXEC_FLIP_~など3文節のものはソケットプラグイン型ヒュムノスと呼ばれるものであるという解説がありました。ところが、EXEC_CHRONICLE_KEY/.はタイトルが3文節になっていますが、これはなぜでしょうか? 間違っていたら申し訳ないのですが、ずばりこれはEXEC_CHRONICLE=KEY/.にすべきなのになんらかの理由でタイトルを付け違えてしまったのではないでしょうか? 教えてください。
(ストガー)
これは大変申し訳ないながら、アルトネリコⅠの時に曖昧だった部分による齟齬です。現行書式に準ずるのであれば、EXEC_CHRONICLE_KEY/.はEXEC_CHRONICLE=KEY/.が正しい表記となります。
アルトネリコ第一塔は、段々畑から入ったところが1階とマップでは表示されますが、これより下の部分はどうなっているのですか? 仮にこの下に階があったとすると、それは地下何階と呼ぶのでしょうか? 第一紀では下から上がってくる人もいたと思うのですが、歩いて(もしくはエレベーターなど)塔に登ってくる手段は存在しなかったのでしょうか?
(ストガー)
そもそもゲーム中の表記は第三紀の人々による基準であり、本来の地上からの基準階数ではありません。これより下も塔は繋がっていますが、この段々畑よりもやや下の辺りで、隔壁により閉じられています。この隔壁は、第三塔XPシェル射出口の隔壁と同様の意味合いを持っており、災害時の防災扉的なものです。実際、この隔壁のお陰で人の住める場所は増えていますし、塔内を歩くことも出来るようになっているわけです。グラスノインフェリアの時、塔の中を登ってきた人はかなり大勢います。エレベーターはほとんど停止していますので、大抵の人は歩いて塔を上るか、飛空艇でホルスの翼に避難しました。ただ、隔壁が閉塞したことにより、途中で閉じこめられた人も沢山存在します。
なにはともあれ『テル族』について知りたいですね。
・テル族の生態(夜寝るときの姿勢だのといった生活スタイルの人間との差異)
・絢胤名のテル族はどうして角としっぽが無いの?
・テル族全流派とミドルネームの対応表
諸々。アルトネリコで知られているようで実は一番「謎」と言ったらテル族でしょうし。よろしくお願いします。
(八丈島のにょ?(代表))
テル族につきましては、他にも多数の方からご質問いただいております。ただテル族に関しましては、現状でお答えできることは多くありません。一つだけ敢えて黙っていた設定がありますので、それだけお伝えします。テル族は元々ハーフからの派生です。すなわち「テル族の純血」とは、純粋なる「人間」と「非人間」のハーフなのです。それが何千年もの間、独自のコミュニティを形成しているうちに「テル族」というくくりになりました。そして、テル族がどんな「非人間」とのハーフなのかは、テル族によって全然違います。ですから本来は、ひとくくりにすること自体が少々間違っているという事です。何とのハーフなのかは今は回答できませんが、そのハーフ元の「非人間」の特性波動がテル族の特殊能力に大きな影響を与えています。また、尻尾と角は基本存在しますが、長さも大きさもまちまちです。タスティエーラなどのように長大な者もいれば、チェスターのように退化したような短い者もいます。テル族に関しまして、このコーナーで答えられることはこのくらいです。
新約パスタリエの文法についてニつ質問です。
1.「Xc=*** -> ***/.」という形の構文が、『澪~MIO』中に登場していますが、これはどのような意味なのでしょうか? また、読みはどうなるのでしょうか?
2.「qejyu(人)」に想母音「O」を付けることで「Oqejyu(嫌いな人)」というように、「A」「YA」「LYA」以外の想母音を新約パスタリエの名詞の頭に付ける構文がありますが、これには体系・決まった意味があるのでしょうか?
(micro)
1についてですが、単純で「もしAならばBでしょう」を「Xc=A -> B/.」と表記します。Xcは定義文字列で、条件文を意味します(プログラムのIF~THENのようなものです)。
2についてですが、そもそも新約パスタリエは、メタファルス律の更にルーツである律史前月読と現行ヒュムノスのプログラム的手法、双方を効率よく融合した処理方法でして、それ故に律史前月読の持っている特性を幾つかそのまま残す形で持っています。例えば律史前月読では「O」は「憎悪」などを意味しますので「Oqejyu(嫌いな人)」となります。ただしこれはあくまで単語の一部であり、どの単語にどの想母音を付けても解釈する、というものではありません。すなわち、単語依存の単語独自ルールという事になります。更に言えば、「qejyu(人)」と「Oqejyu(嫌いな人)」は、ヒュムノサーバー的には別単語です。
Ⅰの設定資料集に書かれてある第二紀の年表に『3176年 異形の者が現れ、人々を襲い始める』とありますが、この『異形の者』とは抗体の事を指しているのでしょうか? 『どこからか湧き出た怪物』と異形の者が出所不明な事も記述されてますし、Ⅲの年表には第三塔で抗体が出現したのが3122年と50年以上前には抗体がアルシエル上に現れていたので抗体だと思ったのですが、違いますでしょうか? あと、もし異形の者が抗体だとしたら、何故第二塔には抗体が現れなかったのか? と言う疑問が出てきますが……。
(En-Sof)
3176年の「異形の者」とは、いわゆる「ポム」に代表される人工生物兵器の事です。謳う丘に代表される施設はその研究所だったわけですが、そもそも本来「ホルスの翼」は、そういった地上ではあまりに危険な研究、すなわちバイオハザードの危険性のある研究の宝庫だったのです。尚、抗体が第三塔にしか現れなかった事は設定本にて解説しております。
初めまして、今回はこのような場を設けていただきありがとうございます。色々と聞きたいことはあるのですが絞り込んでニつだけ。一つ目はⅠ資料集の「ファンタスマゴリア」での解説にあった、「シュレリアも知らない隠れた意志の軌道修正」を行っていたのはなんだったんでしょうか? (シュレリアも知らない)塔のシステムなのか、それ以外(惑星意志とか)なのか、特に意味はないのか結局分からなかったので、ここらへんの解説をよろしくお願いします。
二つ目は(ピンポイントすぎる&要望に近い話題なんですが)Ⅲ資料集でも載らなかった「テル族12流派の全てのミドルネーム及び妖家名」についてです。これは公開されなかったものもちゃんと設定されているのでしょうか? 設定されてて差し支えのない場合公開を希望します。(今後の商品展開のネタバレに関わるようならすいませんでした)。チェスターの流派が分からずじまいだったのは明かす機会がなかったのか、今後の展開に関わるからなのか、実は設定がなかったのか、で大いに内輪で揉めたので何卒よろしくお願いします。以上になります。五年間本当におつかれさまでした。これからもがんばって下さい。
(馬酔木)
「隠れた意志」とは、今で言うところのSHサーバー(β-6D)の事です。現状ヒュムノスが内々で精神や意志に影響を及ぼせる範囲はレーヴァテイルにとどまります。それでは効果が薄いと思われるかも知れませんが、レーヴァテイル全体の人口割合で考えれば、(第三世代が多い為)相当数に影響が出ています。その影響とは、上記でもお伝えしている心地よさやポジティブな考え方、希望といった前向きな思考パターンを強化するものになります。テル族に関しましては、以下のような並びになっています。尚、妖家名は、グラスノインフェリアに荷担したテル族のみ掲載しています。今お伝えできるのはここまでです。
クルシェの元カレである「ルーク」はブラストライン越えも目指して自作の飛空艇で飛んでいって行方不明になりましたが、その後どういう経緯で「ソル・クラスタの第三塔」に行き着いて「エンシェント派」に協力することになったんでしょうか?
(sasurainohito)
ルークは好奇心旺盛で向こう見ずな若者であり、典型的な勇者傾向の人間です。勇者型の人間は成功すれば英雄ですが、本来失敗する可能性が著しく高いですよね。彼はその典型的な、不幸なタイプだったと言えるでしょう。彼はブラストラインの中でガルツベルンと出逢い、そこで古代の地図を見せてもらいました。そして最も文明の進んだ地であり、グラスノインフェリアの被害が最も少ないと思われる第三塔に針路をとったのです。ブラストラインを越え、空を制した彼は、今度は雲海の下へ行くことが次への挑戦となりました。ソルシエールの技術ではブラストライン越えがやっと。でも、第三塔の技術が有れば、雲の下へと行けるやもしれません。こうして第三塔へと辿り着き、最先端であったアルキア研究所へと身を置く事になります。彼は飛空艇を誰も来ない鉄柱橋に隠し、オフの日を使って、アルキア研究所の仕事やその合間に得た知識で飛空艇を改造していたのでした。そんな時、アルキア研究所でも雲海の下の調査をするという計画が発表され、ルークは真っ先に志願したのです。研究所側も彼の知識は適任であると判断し、主任として任命しました。ですが、彼の向こう見ずな性格はここで災いし、研究所が準備不十分と止めたにもかかわらず、雲海へと旅立ち、それっきり帰ってこなかったのです。
惑星アルシエルの人格たちで本編に登場しなかった人(?)達はどういう人たちでそれぞれ何の意志を象徴した人たちなんでしょうか? 後、神話では何を司る神様なんでしょうか?
(sasurainohito)
これは、ゲームに登場しなかった人格で、かつ設定資料本に掲載されている人格、という意味でしょうか? その想定で簡単に説明します。
質問です。ティリアがリンケージを装着している時は、頭の部分から髪が伸びているようになっていますよね? あれは本当に髪が伸びているんですか? それとも何か特別な繊維で編み込まれた何かだったりするのですか? っていうか、長髪になったティリアが見てみたいです。
(sikiyu)
あれはウィッグ(かつら)と同じです。一種の神格化デザインですが、第一紀当時のデザイン傾向でもあります。
クローシェ(レイカ)さんやルカさんはⅢのヒロインたちの様に多重人格のレーヴァテイル(さらにはインフェル、ネネシャっていうっていう別人が心に住んでいる)なのにサキやフィンネルのように短命ではなかったんでしょうか?
(sasurainohito)
サキ、フィンネルの多重人格と、ルカ、クローシェの心の中の人格とは全く違うものです。前者の場合、まず自らと全く違う別人(しかも自分よりも大きな存在)が、自分の身体の中に入り込んでいる状態です。後者は(ルカ、クローシェの多重人格の事を、インフェルとネネシャと想定するならば)いわば、テレビに映っているものを見ている状態です。レーヴァテイルの身体を「家」だと想定すると、前者は一人暮らし用のワンルームに自分+身長2m弱のムキムキ兄貴3人が住んでいる状況、後者は自分一人+テレビ電話で話しかけてくる相手が1人いる状況、という感じでしょうか。また、ルカとクローシェに関して、コスチューム違いの自身やアリスの事を指して「多重人格」と言われている場合は、それは更に負荷とは関係ありません。これらの多重人格とは、いわゆる「自らの様々な側面を具現化した存在」に過ぎない、すなわち自分自身と向き合っている状態なのです。ですから、ボディのキャパオーバーにはなりません。
ココナさんってたしか、いのちの塔の境界門が破壊されてしまいましたが、奇跡的に精神に異常は観られませんでした。んで、そのままⅢに登場しましたが、結局、破壊されてしまった境界門ってⅢの時点で修復(回復)されたんでしょうか?
(sasurainohito)
境界門に関しては、インプランタによってSHサーバーが修復された際に、ほぼ回復しています。境界門の破壊とはソフトウェア的なものであり、PCで言えば、レジストリを書き換えてファイアウォールを強制的に無効にする、という感じです。インプランタはバックアップ領域の復元という操作をしますが、それは少し前の精神世界を上書きする、という事に他なりません。すなわち、バックアップ周期の最新である数日前のSH_RAMデータ(精神世界のデータ)を上書きするわけです。その後NEEによって人間側の記憶とミラーリングが行われますが、境界門の破壊は人間側とミラーリングする部分ではありませんので、バックアップから取ってきた状態(破壊前の状態)となります。
I.P.D.のレーヴァテイルさんたちは心の護が存在しませんが、でも何かしら心を護る存在がいないとダイブ時に危険が伴う気がするんですが、やっぱりI.P.D.にも心の護の代わりみたいな存在がいるんでしょうか? フラッシュコスモスフィアのストーリーを観る限りはそんな気がするんですが…。
(sasurainohito)
心の護の代わりになる存在はいません。そして危険です。そういう仕様ですから仕方ありません。例えば送電線は触れば感電します。危険ですが、作業者はそれを承知で作業をします。送電線被服の安全性は、頑張ればもっと増すと思いますが、様々な事情により今の「触ると感電する」危険な被服に留まっています。世の中はそういったものがごまんとあります。心の護がいない精神世界は危険ですが、それがあまりに常軌を逸しているものではありません。I.P.D.に心の護が存在しないのは、単純にインフェルピラの開発をしたとき、心の護に関するルーティン(プログラム)を組んでいないだけです。
I.P.D.の暴走原因ってたしかインフェル・ピラがかつてラキら神の軍団との戦いで破損してそれをメンテナンスもしないでほったらかしにしたため、I.P.D.として覚醒した時に不安やなんやらが引き金となり引き起こされるものでしたが、メタファリカが成功してインフェル・ピラが本来の役割である大地の心臓の器としての機能を果たしてからはI.P.D.の暴走ってなくなったんでしょうか?
(sasurainohito)
モードメタファリカになったときの最適化(インフェルが消されたデフラグメントのこと)の時に、異常区画の切り離しと補填、その区画に精神世界が被らないようにSHアドレスのリマッピングを行っています。ですから、メタファリカになってからはI.P.D.暴走は発生していません。ちなみに「ほったらかしにした」件ですが、インフェル亡き後、インフェルピラは完全なロストテクノロジーであり、おいそれと制御出来る場所ではありません。更に、物理的破損が暴走の原因であると断定は出来ず、仕方なく対処方法によって平和を維持していたのです。
ココナが大地の心臓はまた持ってくればいいって言ってましたが、そもそもⅡのエンデイングで大地の心臓から分離した物を持って彼女はソル・クラスタにやって来ました。ってことは大地の心臓って一つの心臓からいくつもの心臓が作りだせるって事なんでしょうか?
(sasurainohito)
四次正角性中核環(=大地の心臓)は、中核三角環には無い様々な特徴があります。その一つが分離融合化です。四次正角性中核環は物質的な言い方をすると「多セル構造」になっており、セルが無数に存在します。そのセル一つずつが一つのH波領域となっており、セルの細胞壁に当たる部分がU波領域となっています。このU波連結を切り離すことによって、四次正角性中核環は一部を別の自分とする事が可能になります。このセルの数に限りはなく(そもそも数字という概念は三次元的)、必要なH波の数によって変化します。すなわち、想いの集合体が「自らのセルを分離する」という決断を下したとき、その想いによって誕生した新たな1つのセルが、独立した四次正角性中核環となります。尚、この分離したセルには中身がありません。そこには新たに魂(=SHW)を詰め込む必要があります。そのような理由から、四次正角性中核環は初期状態では小さく、想いを取り込むと大きくなっていきます。アルトネリコⅢでムーシェリエルで肥大化していた四次正角性中核環はその表れです。蛇足ながら、惑星アルシエルに移植された四次正角性中核環には惑星の意志達のH波がセル単位で収まっていますが、メタファリカ大陸の四次正角性中核環は、インフェルピラによってローミングされたI.P.D.のH波が収まっています。こう考えると、メタファリカ大陸の神はI.P.D.達という事になりますね。
大地の心臓はアルシエルに移植されたものを含めて計三つ存在しますが、それぞれが互いに反発しあう事ってないんでしょうか? 多分、一つの器=肉体に三人もの人物が(人格ではなく)住んでいるみたいな状態な気がするんですが…。
(sasurainohito)
反発し合う事はあります。それは人間同士と同じです。ただ、通常四次正角性中核環同士が対立することは滅多にありません。お互いが許し合う事が大原則となっている為です。恐らく「一つの器」というのが「アルシエルという星に」という意味であると解釈して説明を続けさせていただきますと、惑星のコアとメタファリカのコアは、それぞれ勢力圏が違い、お互いに干渉することはありません。一つだけ備考としてお話ししますと、詩魔法によって生み出された魔法生成物はアルシエルの愛を受けていませんので、詩魔法を止めると消えます。同じくメタファリカもインフェルピラが謳うのを止めると消えます。でもそれはそれ程恐ろしいことではなく、同じく惑星アルシエルも、アルシエルが謳うことを止めれば消えるだけのことです。それぞれはお互いに別々の勢力圏を持っており、お互いは不干渉で、そしてお互いの存在を許し合っているだけの事なのです。
ティリアさんって惑星再生計画が成功したら数年しか生きられないような事が劇中言われてましたが、エンディングを観た限り大丈夫な雰囲気でしたが、どうして大丈夫だったんでしょうか?
(sasurainohito)
大丈夫ではありませんが、表面からは状況は分かりません。ただ、本人はそれがわかります。これはティリアに限らず、β全員が同じです。βの寿命は150年ですが、149年と364日目まで健康そのものです。ですが、βはあと何秒で死ぬ、という所まで冷静に把握できています。ティリアも同じです。これはレーヴァテイルという存在が道具として作られたことを裏付ける良い事例です。自分の寿命をあと1秒という所まで冷静に把握出来るのは、機械としては好都合ですが生命としてはあまりに残酷ですから。尚、ティリアがエネルギー不足による苦しみに襲われるのはいつなのか、というのは定かではありません。また、どんな症状なのかもその時の生活状況などによって変わってきます。ですが、ティリアはその事も冷静に事前予測できます。
オリジンを作り出す際、どの程度まで性能をカスタマイズできますか?
(い~じ~えいと)
ほぼ無限です。男性型を作ることも出来ますし、そもそも人型でないものを作ることすら可能です。ただ、オリジンを作るということは、それこそ天文学的金額によって成せるものであり、第一紀の繁栄していた世界であっても三体目のオリジンに対する風当たりがかなり強かったことからも、量産は困難である事はお分かり頂けるかと思います。
尚、第三世代は染色体の阻害により男性レーヴァテイルが存在しないという話をしておりますが、当然ながらそれはオリジンには該当しません。男性型だろうが女性型だろうが、オリジンは作られた生命体ですから。ただしもし仮に、とても良くできた男性オリジンと人間の女性が子供を産めた場合、やはりレーヴァテイル質を発症するのは女の子だけでしょう。
トウコウスフィア第91回にて、「β純血種が塔の導力範囲外に出た場合、水になり消えてしまう。」とありました。そこで質問ですが、Ⅱの世界にてジャクリがメタ・ファルスに来た時は、Ⅲのティリアノーマルエンドのようにエルマ、もしくは他の何かを中継塔としたのでしょうか。ご回答お願いします。
(オボンヌ製造工場)
メタ・ファルスはアルトネリコ(第一塔)のローミング圏です。ソル・マルタがアルトネリコの導力中継基地であり、メタ・ファルスにいても十分アルトネリコの恩恵を被ることが出来ます。逆にⅢの世界(ソル・クラスタ)はローミング圏では無い為、ジャクリは行けば水になってしまいます。
Ⅰの設定資料でミュールさんが封印された際、精神体はバイナリ野に逃走してウイルスを創り出しましたが、その時たしか肉体はグラスノ結晶状になって封印されたみたいな事が書かれていましたが、劇中、どう見てもダイブマシンでコールドスリープ状態にしか見えないんですが、実際どうなんでしょうか?
(sasurainohito)
それは、アルトネリコⅠで出てきたイベントスチル(一枚絵)の事でしょうか? もしそうであれば申し訳ございません、確かにイメージに差異があることは否めません。実際には、タスティエーラのテル族魔法によって結晶化したものを、クレセントクロニクルの下に安置しています。
ⅠのコスモスフィアでLV.9が終了した際、さらにLV.Exっていう階層がありましたが、あれって第ニ塔と第三塔のレーヴァテイルには無かったんですけど、これって第一塔のみに存在するダイブレベルなんですか? そもそも、ダイブ出来るのってLV.9までのはずなのに何故LV.Exなんて物が存在するんですか? そもそもLV.Exって何なんでしょうか?
(sasurainohito)
LV_EXはファンサービスとして用意しているものであり、アルトネリコ世界内設定とは直接の関係はありません。設定を大事にされております皆さまには申し訳ございませんが、ご了承頂けますと幸いです。
土屋さんのそういうファンに対する真摯な姿勢がとても大好きです! 企業になんと言われようと、自分の信念を貫く姿勢はまさにクリエイターの鑑だと、尊敬しています。土屋さんの新作・またはアルトネリコの続編、番外編、楽しみです。これからも応援しています。頑張ってください!
(小五郎)
ありがとうございます! 今後ともご支援ご協力よろしくお願いします! 何か分からないことが有れば是非質問してくださいね。
今までは一方的な意見だけだったのでファンの投稿に対し何らかの反応があるのは正直とても嬉しい限りです。なので、これからも土屋さんの思う所などを書いているココは楽しく拝見させて頂く事にします。(中略)質問はなるべく簡潔に…とあるのを見逃していました。私はいつもファンレター的な意味合いで書いているので長くなり、特に質問という訳ではないのですが質問限定なのかと質問してみます(笑)連投すみません~^-^;
(朔兎)
いつも熱心な御意見ありがとうございます。こちらとしましても、貴重な御意見として毎回吟味検討させていただいております。今回全文掲載することが出来ずに申し訳なく思いますが、何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます。尚、このコーナーの主旨は「設定に関する質問」ですので、なるべくその方向でご投稿いただけますと幸いです。もちろん、それ以外でもなるべくお返事をしていきたいと思いますが、あまりに多くなりますとこのコーナーの主旨とずれてしまう為、やむなく掲載出来ないことがございます。尚、御意見の中にありました書ききれない程の矛盾点につきましては、ご質問いただければ回答出来るものは致したいと思いますので、遠慮無くご投稿下さいませ。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます!
・死の雲海になぜ入れたのか。
・第一塔から離れられないミュールをアヤタネはどうやって助けようとしたのか。
(aaa)
死の雲海に入れた理由は幾つかあります。ただ、決定的な要因としては「惑星の意志が内包されていたこと」があります。元々第一紀の時代には死の雲海はありませんでしたので、機体に死の雲海特有のチューニングをしているわけもなく、また大抵の場合何をやっても無理かと思います。故にこれは偶然の成功と言えなくも無いですが、そもそも惑星の中心に向かう時に惑星の意志を内包して行く事は第一紀から決まっていたことですので、ある意味必然の成功と言えなくもありません。次にミュールの件ですが、アルトネリコⅢ設定資料集にもありますように、ミュール救出計画は中継衛星計画(β達が大勢従事した計画)と対になる計画であり、どちらが失敗しても0からやり直しになります。中継衛星は第一塔のハッキング、第一塔の優秀なレーヴァテイルのクラスタニアへの招待など、様々な複合的理由で不可欠なものであったわけです。
こんにちは。いつも楽しく拝見させていただいています。私からの質問は、パージシステムについてなのですが、率直に言いますと、何故Ⅲになって急に「脱げば脱ぐほど強くなる」と言った半ば後付けとも取れる設定が出てきたのでしょうか。正直、個人的にはこの点に関してだけは星のエネルギーが云々と、あまり理屈で説明されたくないので、初代から設定としてあったものなのか、それとも販売戦略の一環として新しく作られたものなのかを、出来ればお答えいただきたいと思っています。こういった形の質問に答えるのはお難しいかもしれませんが、ソフトな表現であれ、何らかの回答が頂ければうれしいです。私は本当にこのシリーズが大好きで、土屋さんの作った世界観や設定には心からの感服と愛着をもっています。だからこそ、今回のアルトネリコⅢについては色々と疑問があるのも事実です。その一端が、このパージシステムという存在なのです。
どうか真摯な回答をお待ちしています。
(アルルィ)
真摯な回答として捉えていただけるかはわかりませんが、私なりに正直に真面目に回答いたします。例えばアルトネリコⅡのデュアルストールは如何でしたでしょうか? 皆さんそれぞれで判断は違うと思いますが、少なくとも私がアルトネリコⅢでパージを設計したときと、アルトネリコⅡでデュアルストールを設計したときで、想いは同一です。それは「世界観を壊さないもの、そしてプロモーション的にインパクトがあるもので、かつ皆さんに盛り上がっていただけそうなもの」という自身に課した課題の下で起案されたアイデアであるという事です。作り方もデュアルストールと全く同じで、ネタと世界設定を両方考え、両サイドで著しい不都合が発生しなければ採用、という形です。デュアルストールの波動荷浸透膜も、パージのU波共鳴も、世界設定的に毎作のテーマを更に広げるきっかけになる(例えばAT2ならヒロイン同士の絆、AT3なら星の意志との和解)設定である事も重視しています。それでもやはり、行きすぎと仰られる方がいらっしゃる事は重々承知の上です。ただ、軽く上乗せしたものではないという事をお伝えしておくと共に、今後は今回のような御意見も踏まえた上での制作を致したいと考えております。
アルトネリコⅢの用語集の中の、にゃにゃ屋の説明のさーしゃの年齢は間違いですか?
(an)
大変申し訳ありません。誤植です。
アルトネⅡでクローシェ様はEXEC_METAFALICA/.をダウンロードできなかったのに、どうやって謳っていたのでしょうか。とても気になっています。
(ひのと)
クローシェ本人も物語の中盤で独白していますが、「必死で見よう見まねで(自分が謳えないことを周りに知られないようにしながら)謳っていた」のです。結論から言えば、ヒュムノスとしては謳っていませんでした。
以前テクニカルサービスセンターの方でエオリア神方エレミア三謳神は第一紀のソルシエール神話の神であるとお答えいただきました。ただ、そういう神話の神と咲やソーマのような惑星の意志とは何か関連性はあるのでしょうか? 神話の神と惑星の意志とはまったくの別物と考えていいのでしょうか、それとも惑星の意志の一部が神としてあがめられているのでしょうか? よろしければお答えください。
(ヤマト)
エオリア、フレリア、ティリアは惑星の意志に近い存在として描かれていますが、厳密には「半神」です。半神といえば、巫女ハーヴェスターシャやラプランカがそれに当たりますが、彼女たちはそれより更に前の物語「星謳祭(せいおうさい=Stelliarythm:ステリアリズム)」に登場する「地上に降りた最初の生命たち」の中で、他の人々に希望を与える為に「神の歌声」を授かって降りた三姉妹です。この神話では他の人達も様々な力を神から授かっており、全員が協力することで世界を善くしていける事を語っています。
先天的に、声の出ない・出せないレーヴァテイルは存在するのでしょうか? そんな彼女たちが詩を紡ぐことは可能なのでしょうか?
(kou)
かなり衝撃的な回答になるかも知れません。今まで暗にほのめかしていましたが、皆さんの観念を裏切ることになるのが怖い為、敢えて公言しなかったことです。レーヴァテイルはヒュムノスを謳うとき、喉だけで謳っているわけではありません。もちろん自分で謳ってもいますが、それは自らの想いをより強いものにする為の自己暗示的な意味合いが強いです。もちろんその自己暗示自体がとても重要な増幅ファクターになるわけですが(例えば皆さんも、歌を唄っていると元気になったりしますよね。レーヴァテイルも自分で一生懸命謳っているという、気持ちを盛り上げる行為は大変重要です。目に見えてH波増幅度合が上がります)、こと具体的な塔とのデータ的やりとりに関しては意味を成しません。声は詩魔法をより増幅する為に(自らの心を持ち上げるのに)有用ですが、詩魔法サーバーに対しては無意味であるという事です。このことはいわば、「声を出さなくてもヒュムノスは謳える」という事を意味します。ヒュムノスとは、歌い手を中心として半径数メートルから数キロに及ぶ範囲に帰ってくる、塔からの想いの具体的フィードバックです。コンサート的にいうなら「返し(ステージにいる歌手に向けて置かれているスピーカー)」の役割を持つものです。この「返し」と同じ(厳密には返しには入らない高周波まで含めた導体H波)波動データが、実際に塔を動かします。もう少しわかりやすく言えば、皆さんが脳内で知ってるポップスなどを思いすとき、脳内では全パートが演奏されていると思います。それがそのままスピーカーから音となって出てきているようなものです。すなわち、レーヴァテイルは「脳内に完璧な演奏をこなすバックバンドを持つソロヴォーカリスト」なのです。そして質問に戻りますと、声がなくてもヒュムノスは謳えます。
アルトネリコってなぜ塔の形をしてるの? 電波塔?
(ノウ)
概ね正解です。最も大きな理由はニ点あり、一つが第一紀のアルトネリコ戦略構想によるところの「遠距離層波」の効果範囲を広げる為、なるべく高い場所から導体D波を飛ばす必要があったこと、そしてもう一つは、導体波の増幅の為に、ある程度の長さの共鳴管が必要であるということです。
アルトネリコの中でも相当際どい質問ですが、随分前から気になっていたことがあるので投稿します。人工的な生命体であるレーヴァテイルですが、どうして人間との間に子供ができるのでしょう? それだけ人間に近い体内構造に設定されているということでいいんでしょうか?
(リク)
敢えて生殖機能を忠実に再現している為です。それはクロガネの力によるところが大きいです。そしてそれは、人類進化研究の為の下準備でしかなかったのでした。この辺りはアルトネリコⅢ設定資料集を参照してください。では、生殖器官の忠実な再現が可能か、と言えば当然可能です。例えば目や肌などが人間と分からないくらいの精度を保てる技術ですから、内臓であってもそれは同様です。
テルの各流派に対応するミドルネームおよび妖家を教えてください。それとジャックはⅢの設定資料集ではミドルネームが「デ」から「ロス」に変わっていますが本当はどちらなのですか?
(bibinba)
テル族に関しては、上の方にある質問をご参照下さい。ジャックに関しては、「デ」が正解です。設定資料集ではご迷惑お掛けしました。どうでもいい話ですが、このミスには根深い理由があります。ジャックは開発末期まで「アルモニカ・ロス・パメリ」でした。それが設定上の様々な理由で矛盾が生じ、土壇場で「デ」に変更したという経緯があります。そのせいで、初期の設定関係テキストや私の古びた脳内では未だに「アルモニカ」といえば「ロス」という先入観がぬぐい去れないでいて、それが被害を甚大なものにしています。今後は細心の注意を払いますので、どうかご容赦下さい。
詩魔法の発動システムについての質問です。レーヴァテイルの精神はSHサーバー内にありますが、詩魔法の際に紡がれた「想い」は直接SHサーバーから詩魔法サーバーへ伝達され、出力調整されたD波が塔ないしインフェル・ピラから送信されているのでしょうか? (この場合、肉体側で具現化している詩魔法発動前の心の護などの「形象」はただのポインターに過ぎないと考えられます)それとも、SHサーバーがインストールポイントを経由して肉体の頭上で想いを集積し、この想いに呼応してD波が送信されるシステムなのでしょうか? あるいは、詩魔法サーバーはSHサーバーを経由してインストールポイントから直接D波をレーヴァテイルの元に伝達集積するような超技術を使っているのでしょうか?
(きむら秀一)
一番上が正解です。実際、詩魔法キャラと言われる視覚的創造物に大きな意味合いはありません。ここからは蛇足になります。先の「声のでないレーヴァテイルは謳えるのか」の項でも似たような事をお話ししましたが、とかくこのH波の世界では「雰囲気」や「ムード」といったD波的な意味合いの薄いものが大きな影響を与える世界なのです。
すなわち、イメージとなるキャラはいなくてもエネルギーは伝送されますし、効果はあります。ですが、具体的イメージがある方が、より強力な詩魔法になるという事です。「想いの力」とはD波社会である現在の我々にとっては無意味であったり迷信であったりといったものが実データをはじき出す世界です。
原初のオルゴールは、永久機関なのですか?
(きむら秀一)
原初のオルゴールに関しては多くは語れません。ただ、永久機関ではありません。強いて言うなら「ホワイトホール機関」です。今お話しできることはこれだけです。
エクサピーコの波動は物質そのものを定常H波として固着させ、そこで終焉したのでしょうか? それとも現在もリアルタイムで総てを謳い続けていて、万物のシナリオはエクサピーコの描くままに踊っているだけなのでしょうか
(きむら秀一)
エクサピーコは今でも謳い続けています。ですから、極端な言い方をすれば「エクサピーコの描くままに踊っているだけ」というのが正解になります。実際、テル族なら知っている「運命大輪」とはこの事です。すなわち、エクサピーコの想いは最も小さな意志にまで及んでいるということです。ただし、全てエクサピーコの独裁によって世界が動いているわけではありません。この世界は、エクサピーコから宇宙、銀河、恒星系、星…といった形で、階層的に波動を発する存在があり、それらもまた独自の意志を持っています。そして例えばエクサピーコは潜在的に全ての意志に影響を及ぼしていますが、それに100%沿う形で全ての意志が動いているわけではなく、その対象となる本体の意志、そしてその中間にいる上位ツリーの意志が介在し、それらによって世界全体が緩やかに動いていくことになるのです。その自らの意志の中には、惑星やエクサピーコの手のひらの行動である事もあるかもしれませんが、それに真っ向から対立している場合もあります。それこそが波動の干渉であり、波動的に見れば、大きな意志と小さな意志は、時に共鳴し時に反発しながらこの世界をたゆたう、それだけの事なのです。
アルシエルにおける「波動」の基本的性質は地球と同じですか? 例えば、波と波はすり抜け合いますか?
(きむら秀一)
捉え方によりますが、基本同じ性質を持つものとして設定しています。波と波はすり抜けあいます。その波同士が同空間(波の種類によってどこの空間かは変わります)に多数存在すれば高エネルギーとなり、そこに「何か」が生まれます。物質は「物質波」によって作られまして、高エネルギー(密波)状態になれば個体となり、物質同士は衝突します。これはエネルギー的に反発して発生する「集合状態にのみ有効な干渉現象」であり、波単体では全てが通過しています。
Ⅲのパージは大きな効果を持っていましたが、あれを行えるレーヴァテイルには限りがあるのでしょうか? ⅠとⅡでは見かけませんでしたし、Ⅲでもヒロインの他にやっているキャラクターはいませんでしたので、特殊な機能なのかなー、と思っているのです。もし無制限にできたとしても、戦場でいきなり脱ぐのは根本的に嫌かなーって気もしますがっ。
(句坊)
パージによってエネルギーを増幅できるのは、サキとフィンネルのみです。それは「パージ」という理屈はレーヴァテイルの理論では無く、惑星の意志がお互いの同一性を保つ為の波動であるU波干渉によるものである為です。
ブリハマチプルコギホットケーキスクランブルなどの理由を聞かせてくだせぇ
(ただのたらい)
主にサキの想いによるものです。サキの脳内にある「正義の味方」や「強いもの」、そして「みんなが幸せになれるもの」などを物語化やキャラクター化したものです。